ウイルスを保有するマダニに噛まれることにより感染し、重症化すると死に至る恐れがあるSFTS(重症熱性血小板減少症)が近年問題とななっています。ワンちゃん・ネコちゃんを散歩させることで、ノミやマダニを体につけてしまうことがあります。ノミやダニが寄生すると
痒みや貧血、他の病原体に感染する恐れがあります。人にも感染する恐れがあるため、飼い主様とペットの健康のためにも予防をおすすめします。また、マダニを媒介するバベシア症にかかると、貧血を起こしたり、最悪の場合、命をおとすことになります。一時的に治療によって症状が落ち着いても、完治することはありません。大切なペットとご自身を守るためにも、予防はしておきましょう。
ノミ・ダニに対しては、動物病院で適切な予防薬を処方してもらい定期的な駆除・予防を行いましょう。
犬の場合は、食べるタイプの薬(チュアブル、錠剤)と体に垂らすスポット薬があります。
猫はスポット薬しかありませんが、お腹の虫も一緒に駆除できるものなどいくつか種類があります。